香港とマカオを行く

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今回の一人旅は香港とマカオ。列車を乗り継ぎ、街の中心部へと向かう。

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前回の中国では、しっかりラブホテルに泊まってしまったため、今回はきちんと繁華街の宿を事前に予約。失敗を経て、人は成長していく。

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しかし俺の宿だけ、極上の黒人・インド人を中心とした「リアル・家なき子」たちがたむろする、スラムドッグの巣窟となっていた。

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階段を登り、逃げ腰ながらも宿へと進む。

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そして無言のまま収監。部屋は「間取り2歩・ダメLDK」の無期懲役設計。

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外に出ると、バカ一直線の看板ラッシュが続く。1人ずつ、順番に喋ることができないであろう国民性がうかがえる。

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翌朝、宿のロビーには突如、炊飯器が。「ご自由にどうぞ」という張り紙があった。

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フタを開けると、当然のように鶏ガラスープが登場。早朝いきなりのキラーパスに、全くついていけない俺JAPAN。

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街はどこかしらが工事中。むやみやたらと作っている。

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しかし一歩、路地裏に入ればこの有様。オイスターソース濃い目の、リアル香港がここにある。

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ちなみに、香港のヤングはファッションにうるさい。特に髪型は、オシャレな短髪のベリーショートが定番だ。

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こちらは、肉圧とベリーショートを同時に取り入れた「肉ベリー」。自分に無理をしない、自然体のオシャレが香港のトレンドだ。

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香港といえば食。新鮮な果物や野菜など、とれたての食べ物が街中に溢れている。

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八百屋では、出会うはずのない二人、トイレのスッポンとジャガイモが2枚同時リリースされていた。

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もちろん、魚屋の店頭は新鮮な魚たちで溢れており、実に活気がある。

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内田裕也・香港支店も、もちろん営業中。こういう人に限って、ビールひと口で顔が真っ赤になったりするため、世の中が面倒くさくなっていると思う。

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夜の街では、所々に結構このタイプのオッサンが座っていて、何をするでもなく、ただひたすら世界の終わりを待っている。

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翌日は、世界一大きいという大仏を見に、船で離島へ移動。

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バスを乗り継ぎ山頂へ。自ら「ビッグ・ブッダ」と名乗っているあたりが、何の由緒もないインディーズの匂いを放っている。

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緊急の事態に備え、頼れるハゲ・とん平を先に送り込む。緊張が漂う場内。

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すると、単にデカいだけの、ありがたくない仏像が出現。喜んでいるのは白人だけだろう、という先入観を持っていたが、

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じっくりと瞑想に入るスティーブを発見。自分の思い込みを反省した。

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スティーブ自身も意外だったという、全く隙のない瞑想ぶり。日本人が忘れかけている信仰心を思い出させてくれた、貴重な一瞬だった。

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仏像付近の客層は至って平和だった。フライング気味のペアルックはもちろん、

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仏像風に移動する子供の姿もあった。ビッグブッダのメジャーデビューを信じて、それぞれが自分のできることから始めている。

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夜は屋台で小籠包を食べる。屋台の雰囲気がいいだけで、味は普通だった。

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その屋台の横を、ものすごいスピードで通り抜けるブサイク。毎日エロビデオのことしか考えていないのだろう。

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夜、道端に貼ってあった消息不明の老婆の張り紙。その横でそれをセクシーにアレンジしたペイントを発見。これはやっちゃまずいと思う。

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安宿のインテリア、洗濯機と植木。全く洗濯機の存在を隠せていないが、隠そうとする気持ちが大切と思う。

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12月30日、予定を変えて香港を後にし、年越しはポルトガル領・オカマへ。オカマへは、船で1時間ぐらいかかる。

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とはいえ、国境を超えるので、手続きなどを含めるとさらに1.5時間はかかる。

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その国境付近で、お姫様リュックを発見。両肩で背負っているため、その破壊力は想像以上だ。

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宿を探すが繁忙期で空いていない。この宿に入ったら、受付でオバハン30人ぐらいに囲まれ、売春宿と気づく。これがマカオか。

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本気で予想がつかない土地なので、ガイドブックを頼りに別の宿にチェックイン。しかし実際部屋に入ると、なぜかシャワー室がシースルー。

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ちゃんとガイドブックを見返すと、こんな注意書きが。※印じゃなくて「売春宿」とかは、大きく書いといて欲しい。しかしもう疲れた。結局、この宿に宿泊。

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夜、下町を散策していると、暗闇に突如現れる巨大トランスフォーマー。しかし、中のカジノは想像より全然狭く、どうってことない。

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翌朝はマカオの街を散策。街全体が世界遺産となっている。決して、御殿場のアウトレットモールではない。

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教会も多い。俺は今年、家の玄関で強気のオナラをした瞬間にウンコを少し漏らした。神は、そんな俺も受け入れてくれるのだろうか。

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火災で建物の前面しか残らなかったという世界遺産の教会。のり弁でいうと、のりだけ残った不毛な状態だ。

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その教会に傘をセッティングし、メールを無制限に楽しむパケロー。

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パケローと教会の全景。すごい世界遺産の使い方だ。

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教会のふもとで分かり合う、チキンカレーたち。そろいもそろって彼女がいないという異常事態に、まだ誰も気づいていない。

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街角では、厳選したガムのみで勝負するガム爺が年末最後のガムを売っていた。一点突破型の男気スタイルに、買わないけど、ファンは急増中だ。

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路地裏では、親父たちがiPhoneの今後について語り合っていた。テクノロジーの未来に思いを馳せる、開拓者たちの挑戦は終わらない。

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道端では、負担なく屁をこけるよう、可能な限り肛門をストリートに向けた屁介の姿が。来春リリースが決定している、新しい座り方だ。

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年越しが近づき、興奮を抑えられないビッグ・ボブ。前リュックの第一人者としての風格は、業界でも別格の地位を確保している。

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そんなことをしてるうちに、いよいよ新年へのカウントダウンが始まった。すでにすごい歓声。

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カジノ付近では、白系の迷彩も興奮気味に行動していた。都会の真ん中で迷彩を着る、そのコンセプトをじっくりと聞いてみたい。

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すさまじいテンションのまま2010年へ突入。花火や雑音、奇声がすごい勢いで炸裂。警察が総動員で警備に回っていた。

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カウントダウン後、新年深夜までカジノで飲みまくっていたら、翌朝しっかりと寝坊してしまう。翌日の香港行き、14時の船に乗ろうとするが、

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こんな時に限って時間通りに出航する、きっちり丸。ここで相当なロスを喰らう。

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香港へ戻り、宿を探しに街をさまよっていると、ホームレスと警官の姿が。ホームレスと警官の会話は、万国共通で一生かみ合うことはない。

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路地裏では、花FLOWER屋が、絶賛閉店中。稼ぎ時の新年を迎え、再デビューの時期を見計らっているのだろう。

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下町では、レコードでのプレイにこだわるDJラオチュウに遭遇。ベテランにも関わらず、誰よりも早く会場入りするその姿に、若手DJのリスペクトが絶えないという。

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「カレーにはライスか・ナンか」を考えているうちに、なぜかムラムラしてきてしまったインド人のチャダ。自分をしずめるため、精神を集中している。

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宿を散策中、インド人の客引きと交渉、何とか部屋を確保できた。今度は売春宿でもラブホテルでもなかったが、

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悲しみという意味では、これまでの部屋とはレベルがちがう独房へと案内される。

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もちろん窓の外は、見渡す限りの海が広がる。照りつける太陽と水しぶきに、心から日本に帰りたいと思う。

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ところで香港は、インド人の移民が本気モードでカレー王国を形成。ククレカレー隊も真っ青のカレー文化が発達している。

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映画館の近くまで行くと「忠犬ハチ公」の予告が。しかし「秋田犬 8000」になっている。漢字の限界を感じた瞬間だ。

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街では、ダンボール収集に精を出すプロボーラーの姿も多い。

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今日の成果は上々だ。香港では、ダンボールの量で男の価値が決まる。

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香港名物の夜景も見に行ったが、特に綺麗でもなく、普通に肩透かしとなった。

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しかし展望台の中にあった、蝋人形館の入り口に描かれたブラッド・ピットに、少し「橋 幸夫」が入っていたことが唯一の収穫だった。

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翌朝チェックアウト時に、突然インド人オーナーのラジャがくれた、使いかけのレディオ。夜中、何度か共同トイレを利用した俺を気づかうラジャの思いを、肛門で受け止める俺。

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電車を乗り継ぎ、香港国際空港へ。オッサンの写真を撮り続けた、輝かしい日々が、ここに終了した。

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香港とマカオ。それぞれの国から学んだのは「生きていれば死なない」ということだったと思う。あまり開発を進めず、現状の濃度をぜひキープして欲しい。